森きわこです。今日から「R60女性にまなぶ”楽しい人生の見つけかた”」という新シリーズを始めさせていただくこととなりました。どうぞよろしくお願いいたします!
有名無名問わず自らのフィールドをもち、生きいきと活動しているR60(60歳以上の)女性たちをご紹介します。
すべての女性たちが年齢を重ねることを恐れずに、明るく前向きになれたらという思いを込めて、R60の人生の達人たちに”いかに楽しく生きるか?”、の極意をお聞きし、元気が出るメッセージを発信できればと思っております。
第一回目のゲストは、ジャズシンガーの奥島美惠子 さん(75)。
美惠子さんは、かつて神保町にストップ・オーバー(意味はとまり木)というピアノラウンジを経営していましたが、自らがステージに立つようになったのは、70の齢をすぎてから。
ミュージシャンやプロデューサーをする昔の仲間の協力もあり、昨年5月にニューヨークへ渡り、初のアルバム制作に取組み、7月にリリースしました。
お金もなくなってしまうし、どうしようかと躊躇する気持ちもあったそうですが、「やらないで後悔するより、やって後悔する方がいい!」と思い切って作り上げたアルバムが、ジャズ愛好家の間で評判となり、あちこちのライブで引っ張りだこになっています。
プライベートでも、5回の結婚と離婚、10年間の間に直腸・肝臓・乳がん手術をするなど、つらい経験もありましたが、それらを乗り越え「今が一番幸せ!」と大らかに語る、まさに輝くR60女性です。
とにかく今あるのは、「歌」があったからと言い切り、自分の大切にしたいフィールドを何かひとつでももつことが、人生を楽しく生きる秘訣なのではと語っていました。
今回は昨夜22日、六本木のAll of Me Club で行われたベティ奥島さん(美惠子さんのステージ上のお名前)のライブのお知らせと、アルバムから“But Beautiful”を、美惠子さんの曲紹介とともにお届けしました。
次回もどんな方が登場するのかお楽しみに!